2.長期展望からみた大阪湾ベイエリアの課題 |
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現状と展望 |
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長期展望からみた課題 |
【人口】
・人口減少時代
・2030年:人口の1/3が高齢者
・近畿圏の人口社会減が続く(近畿圏の雇用力の低下) |
■ 都市及び地域活力の維持
・ 魅力ある都市空間(住宅・商業)の創出による定住人口の確保
・産業活性化による雇用の創出
・外国人労働者の活用
・高齢者の社会参加 |
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【ライフスタイル】
・価値観の変化
「物理的豊さ」から「心の豊かさ」
「都心」居住から「地方圏」居住
・労働形態に対する意識変化
・豊かな時間の過ごし方・可処分時間の増加
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■ 多様な親水空間の整備
・マリンレジャー空間の創出・連続した親水性の高い水際線の整備
・生態系の保全と自然環境の再生 |
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【産業】
・近畿圏の事業所数・従業者数の減少
・中国、インド等アジア経済の成長
・製造業が低下、非製造業(サービス業)の需要が拡大
・高齢化社会に対応した医療産業、ライフサイエンス産業の進展
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■ 産業の高度化と新産業の創出
・質の高い産業空間の整備
・既存産業の高度化
・サービス産業への転換
・新たなリーディング産業の創出
(神戸医療産業都市構想等)
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【港湾・物流】
・主要貿易相手国が欧米からアジアへシフト
・コンテナ船の大型化が加速
・中国におけるコンテナ取扱量のさらなる拡大
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■ スーパー中枢港湾の整備
・スケールメリットの向上による港湾の国際競争力の強化
・ポートオーソリティー構想の具体化による港湾の効率的・戦略的運営 |
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【交流】
・わが国の海外旅行者数:1,600万人⇔訪日外国人旅行者数:500万人程
・「ビジット・ジャパン・キャンペーン」により2030年までに訪日外国人旅行者数を4000万人目標
・関西の国際会議の約7割を大阪湾ベイエリアで実施
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■ 国際交流の促進
・ベイエリアの特徴(コンベンション機能・
大学立地等)を活かした国際交流の促進
・ベイエリアの資源を活かした観光戦略
の展開
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