大阪湾ベイエリアにおいては、これまで世界都市「関西」を整備理念とする大阪湾臨海地域開発整備法に基づく地域活性化方策を実施してきたところであるが、平成4年の大阪湾臨海地域開発整備法施行から15年が経過し、大阪湾ベイエリアにおける社会経済状況等は大きく変化しており、先端研究・高付加価値産業施設の展開、都市サービス施設の充実、自然と調和した魅力的な環境の創出など、新たな地域づくりの方向性も見え始めている。
そこで、最近の大阪湾ベイエリアを取り巻く社会経済情勢等を踏まえ、中長期的な視点から今後の大阪湾ベイエリアの役割を検討するとともに、役割を実現し、活性化を達成するための具体的方策の検討を行った。 |