①路外PA:湾岸線のフルランプ周辺の土地利用特性等から候補地としてユニバーサルシティランプ周辺、尼崎末広ランプ周辺、鳴尾・甲子園浜ランプ周辺の3箇所を選定した。このうち尼崎末広ランプ周辺については、土地特性、立地特性、アクセスの面から導入可能性を検討し、計画地区への導入施設や施設配置のイメージの検討を行った。
②特定区間サービス:候補区間としてランプ周辺の土地利用動向や迂回ルート等を考慮して10区間抽出し、このうちa)尼崎末広⇔尼崎東海岸、b)中島⇔北港西・島屋、c)北港西・島屋⇔天保山の3区間について、既存交通量実態を整理し、料金を変動させた際の利用交通量の変化についてケーススタディを行った。
③会員サービス事業:ETCに関するニーズ調査や他の会員事業等の事例調査を通して、サービス事業の導入に向けた事業方針及び事業計画の検討を行った。事業の企画にあたり、ETC車載器の低価格頒布をセットにした入会促進、独自ポイントシステムの企画、クレジットカード発行による会員との直接契約、ETC普及促進、独立採算・将来の事業拡大の5つの基本方針を打ち出すとともに、事業計画及び当面の事業スケジュールを提示した。 |