「ベイ今昔写真館」では、大阪湾ベイエリアの今と昔の姿を写真で比べて、その移り変わりをご紹介します。
時代とともに変わりゆくベイエリアの歴史をお楽しみください。 |
|
|
岸和田港 明治30年頃
(岸和田港湾振興協会 提供) |
|
平成20年 |
|
|
|
寛政3年(1791年)に、岸和田藩主岡部氏が古城川の河口の葦原をひらいて海浜の波止めを築き、漁船係留に利用したのが、岸和田港のはじまりといわれている。当時は、薪・塩・紙・石灰などの積荷の入船があり、港に程近い問屋の楼上に望遠鏡を備えて、近づく船の帆印をいち早く見届け、荷物の積み下ろしの準備をした。
現在のような港湾整備が進められたのは、昭和30年のはじめのころである。昭和41年には木材コンビナートが完成、昭和43年には岸和田港、忠岡港、貝塚港の統合により「阪南港」(重要港湾)が誕生することとなった。
昔港だった所は高速道路が通り、岸和田カンカンベイサイドモール、浪切ホールができ、近隣から多くの若者や家族連れでにぎわいを見せている。 |
|