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1.名称及び区域
(1)名称:京都府関連整備地域
(2)区域:宇治市、亀岡市、城陽市、向日市、長岡京市、
八幡市、京田辺市、大山崎町、久御山町、井手町、
宇治田原町、山城町、木津町、加茂町、笠置町、
和束町、精華町、南山城村、京北町、美山町、
園部町、八木町、丹波町、日吉町、瑞穂町、
和知町の各全域
(総面積1,915.94k㎡)
2.整備の目標等
京都のもつ歴史、文化、学術等の蓄積を生かした新しい文化を創造し、世界都市・関西を形成する一翼を担い、豊かな環境と安全で潤いのある暮らしの営まれる地域として、「世界に開かれた文化交流圏」の形成を目指すこととする。
そこで、本地域においては、世界都市・関西としての「社会の質」を実現するために、本地域内での適切な機能の分担と連携のもとに、次の整備等を総合的に進める。
(1)関西文化学術研究都市での文化学術研究機能をはじめとした世界都市にふさわしい機能の整備
(2)京都の歴史・文化に根ざした地域産業の集積や中山間地域の有する豊かな自然環境などの地域特性を生かした世界都市にふさわしい機能と関連する産業機能、居住機能等の整備
(3)これらの諸機能を大阪湾臨海地域や他の関連整備地域と有機的・効率的に連携させるための広域的な交通ネットワーク、情報通信機能等の社会基盤の整備
(4)大阪湾臨海地域及び関連整備地域全体の防災性の向上のための広域的な防災ネットワークの形成等に資する、安全で潤いのある、災害に強い地域づくり
3.大阪湾臨海地域との有機的かつ効率的な連携に関する事項
本地域の特性や地域整備の方向性に応じ、大阪湾臨海地域との連携を図るものとする。
(1)南部地域
- 京都市周辺地域において、市街地再開発や土地区画整理事業等を促進し、京都都市圏の一翼を担う新しい都市核を形成する。また、広域交通網の整備により大阪湾臨海地域との交流を強化するとともに、公共下水道等の整備を通じて大阪湾臨海地域における環境改善等に資する。
- 学研都市地域及び木津川右岸地域において、文化、学術、研究、更には産業の面において地域が連携した拠点の形成を進め、大阪湾臨海地域とともに世界都市にふさわしい機能の集積を図る地域を形成し、多核連携型の世界都市構造の構築を進める。また、広域交通網の整備を通じた交流の拡大を図ることにより、地域的ネットワークの形成による大阪湾臨海地域との一体性を強化するとともに、公共下水道等の整備を通じて大阪湾臨海地域における環境改善等に資する。
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(2)中部地域
- 特色ある地域産業の育成を行うとともに、特色ある文化や観光・レクリエーションの交流空間の形成を行うことにより、大阪湾臨海地域との連携を図る。
- 阪神地域との連携を強化する新たな連絡道路について必要性の検討を進めるとともに、公共下水道や日吉ダムの整備などを通じ、大阪湾臨海地域における環境改善等に資する。
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4.環境の保全に関する事項
・「京都府環境を守り育てる条例」に基づき、環境基本計画を策定する。
・地球温暖化防止を含め、行動指針となる京都府地球環境保全行動計画を策定し、地球環境問題の解決に向けた取組を推進する。。
・「京都府緑と文化の基金」を活用し、優れた自然環境及び文化遺産、その他の貴重な歴史的環境を保全するとともに、府民と自然とのふれあいの場の創出及び環境保全意識の高揚を図る。
・淀川水系の良好な水環境の形成を図るため、流域下水道や公共下水道において高度処理の導入や処理水の循環利用等を行う。
5.配慮すべき事項
災害の防止等:防災構造を強化するため、防災施設等の整備を図りながら、防災空間として寄与する道路、河川、公園等の整備とともに、公共施設の耐震性の強化、関係機関相互のネットワーク化等を基本として、地域相互防災体制の確立を図る。 |
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